ブログ

向日葵の記憶

マリッジサロン ヘルガの結婚のWAKAKOです。
この瞬間に繋がるご縁に感謝いたします。

 

夏の帝国ホテルのロビーの生花は、もちろん向日葵。
鮮やかな黄色と、すっくと真っ直ぐに伸びた茎が、夏に咲く花の力強さを感じさせます。

 

本日、お見合いデビューのアコさん(38歳)。
早めにいらしたようで、向日葵に見入っている後ろ姿にお声がけ。
振り向いたアコさんの目には、うっすらと涙が浮かんでいるじゃありませんか!

 

「アコさん・・・」

「あ、すみません。ちょっと思い出しちゃって」

アコさんは去年、お父様を亡くされて、今年は新盆。
闘病生活の最後に、繰り返し話していたのが、向日葵の思い出だったそうです。

 

自然の写真を撮るのが趣味だったお父様は
夏になると小さいアコさんを連れて
向日葵の群生を撮りに行くのを楽しみにしていらしたとか。

 

なかなか嫁がないアコさんを心配なさって
実家に帰るたび
「あーちゃんが選んだ人なら、お父さんはいいと思うよ」と。

 

そのくせ彼を紹介しようとした時は、決まって不機嫌な様子だったとか。

 

アコさんの花嫁姿を見ることが出来なくて心残りだったかもしれません。
大丈夫ですよ。ヘルガが、アコさんのご縁をしっかりお繋ぎしますからね。

 

さあアコさん、お化粧室でメイクを直して、お見合いいたしましょう。

向日葵とお父様が見守っていますから。

 

どんなときも、あなたのミカタ。
今も祝福が降りそそいでいます。

WAKAKO