「お母さんになりたいんです。自分の家族が欲しいんです」
入会面談のときに、とっても素直にそうおっしゃっていたカノさん(37歳)。
3年前、挙式を控えた婚約者を病気で亡くし、それ以来、喪に服していたつもりではないけれど、
男性とおつき合いする機会がなかったそうです。
カノさんの希望条件は3つだけ。
ひとつ目、誠実で気持ちの温かい人。
ふたつ目、自分より年収が高くて子どもを育てて行くのに充分な年収のひと。
みっつ目、私より先に死にそうにない人。
みっつ目の希望条件を伺ったとき、ちょっぴり切なくなりました。
「会ってみないと分らないから。お申し込みしてくれた人とは、よほど無理なかんじでなければ会ってみます!」
と力強くおっしゃってましたね。
軸のブレないカノさんでしたが、一回だけ「素敵!」とときめいた方とのお見合いでお断りされたときは、相当落ち込んじゃって。
「なんでお断りされたんでしょう」
「理由は簡単。彼は巨乳好きらしいの。カノさんのプロフィール写真、お胸が豊かに写ってますものね」
「実物と違うってことですか」
「あとはご自分のお母さまみたいな方を求めてらっしゃるみたい」
「あ、じゃあ無理です。気持ちを切り替えて先に進みます」
「イエイ♡その調子」
そして、ヘルガの「結婚STORY」プログラムのひとつ
パートナーヒプノセッションを受けて「失う怖れ」も手放しました。
そして7人目にお見合いでタカシさん(41歳)と出逢います。
彼がカノさんの最良のご縁の方でした。IT企業のアジア部門CEO。仕事は豪腕でも女性にはいたってソフトで細やか。
細マッチョで、身体もメンタルも強靭な印象。
たしかにちょっとやそっとでは弱らなそうな無敵オーラ(笑)。かといって俺様じゃないのよね。明晰過ぎて、軽く先走るのが玉に傷かしら。
ご容貌は、リスちゃんみたいにちょっと出っ歯で、おハゲになる予兆が前頭部にあらわれはているけれど・・・。
「全然問題ないです。愛嬌があって可愛らしい。曖昧なことは絶対言わないし、私をまっすぐ受けとめてくれてる。
なにより彼と話していると未来がスパーッと見える気がするんです」
うんうん、手応えありですね。
半年もしないで成婚退会なさって、「新居に引っ越しました」「入籍しました」
「すべて順調です」「挙式の写真です」と、家族になって行く過程をお知らせくださっていたカノさん。(先に入籍してから挙式の方が増えましたわ)
そして、つい最近「来年の2月にお母さんになります!」と、ご連絡をいただきました。
念願のお母さんになるのね♡
こういうお知らせは、ご縁のお世話をしているヘルガにとっては無類の歓びです。
きっと、赤ちゃんのお写真もLINEで送ってくださることでしょう。楽しみよッ。
ヘルガに最幸の出逢いをお手伝いさせていただいたこと、心から感謝いたします。
お読みいただいてありがとうございます。
どんなときもあなたのミカタ。
いまも祝福が今も降りそそいでいます。
WAKAKO